FXでドローダウンを参考にする

FXの業界には、色々な用語があります。その中の1つに最大ドローダウンというものがあります。このドローダウンという用語は、主にFXの自動売買で用いられます。
そもそもこの金融商品で自動売買をする為には、何らかの売買ルールを選択する必要があります。その売買ルールには、過去の成績が記録されているのです。その成績の1つが、ドローダウンなのですね。
そのドローダウンが何を示すかというと、主に2つあります。
まずどれ位の損失が発生するかの想定です。基本的にドローダウンの数字が大きければ、損失の想定額も大きくなります。ドローダウンが40%の売買ルールAと、20%の売買ルールBがあるとしましょう。AとBを比較しますと、Bの方が過去における損失が大きかった訳です。このためAの方は、若干ハイリスクな一面がありますね。もしもローリスクな売買ルールを選びたいのでしたら、ルールBを選択する事になるでしょう。
そしてもう1つなのですが、最大ドローダウンは波の大きさも示します。売買ルールによって、利益と損失の波は異なるのです。上記のAとBを比べると、Aの方はちょっと損失と利益の波が大きいという訳です。このため安定した利益を期待している場合には、Bの方が良いと思います。
このように最大ドローダウンに注目すると売買ルールの成績がある程度分かってくるのですが、1つ気をつけた方が良い点があります。その数字は、過去の数字を元に算出されている点です。過去は過去であって、未来に通用するとは限りません。現在のAとBは上記のような状況ですが、もしかするとBは今後ドローダウンが50%を超える可能性もあるのです。あくまでも現時点での数字ですので、それを過信しすぎないように気をつけた方が良いと思います。
しかし各ルールを比較する上での基準になる事だけは確かですね。最大ドローダウンは万能ではありませんが、それでも各ルールを比較する時には大いに参考になるでしょう。基本的にはドローダウンの数字が少ないものを選ぶのが良いと思います。

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